上越教育大学 同窓会ホームページ

ごあいさつ
  〜上越教育大学大学院同窓会長 高橋 雅史〜

 

 平成30年7月に開催された上越教育大学大学院同窓会評議会において、大学院同窓会長に選任していただきました。上越教育大学は、これまで多くの優れた人材を育て日本の教育の発展に大きな足跡を残してきました。大学改革や少子化など大学を取り巻く大きなうねりの中、これからの上教大の発展を大学院同窓会がどのように支援していくことができるのか。微力な私にとってはとても大きな責任ですが、川崎学長をはじめ大学ご当局の皆様、そして何よりも多くの大学院同窓生の皆様のお力をお借りしながら、誠心誠意努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、平成30年度に上越教育大学は創立40周年を迎えました。人で言えば「不惑」の40歳にあたります。この40年間の歳月は、大学関係者、学生・院生、地域の皆様、たくさんの皆様のご努力と研鑽によって造られてきた道のりだったと思います。そして今、大学改革という大きなうねりの中で、上越教育大学も専門職学位課程の充実など新たな目標設定とシステム構築による改革が進められています。

 そのような改革の流れの中でこそ、「教育者としての使命感・人間愛・創造力あふれる教員の養成」という建学の精神を基盤として、新たな上越教育大学の道を切り開いていくことこそが何よりも重要なのではないでしょうか。

 「不惑」とは「自己を確立し何事にも惑わされない」という意味、さらには「既定の枠組みに捉われない」という意味をもっているそうです。40年間にわたって果たし続けてきた、「教育界に優れた人材を送り出す」という使命を礎に、新たなビジョンとシステムを構築しながら大学改革に取り組む。「不惑」の年である今年こそが、上越教育大学にとって素晴らしい節目の年になることを期待してやみません。

 大学院同窓会も現役大学院在学生への奨学金システムの拡充、大学院及び大学院同窓会の広報活動の充実等に取り組み始めました。この40周年を一つの機会として、上越教育大学との連携をより一層深め、大学の発展に少しずつでも寄与し続けていきたいと思います。

 そして、それは同窓会会員の皆様お一人お一人の「大学愛」に支えられていることは言うまでもありません。

同窓会長